1997年に3位に入ったのを最後に、その後は一度もAクラス入りすることなく11年間Bクラスという長期的な低迷を続けている広島カープ。
今季は投打の柱、黒田博樹、新井貴浩の二人が抜けるなど、悲観的な材料がそろう中でのスタートとなったが、8月以降の快進撃で一時は3位に浮上。
クライマックスシリーズ進出にあと一歩というところまで迫った。
しかし、昨年の5位から4位に浮上と戦力は上向きに見えるものの、投打ともに3強(巨人・阪神・中日)に比べると見劣りしてしまうのは否定できない。
まず投手陣だが、先発投手陣は2ケタ勝利がルイス1人と層の薄さを感じさせた。
ルイスは夏場を除きほぼシーズンを通してローテーションの軸となり、黒田の穴を埋めて余りある活躍を見せたが、期待の大竹寛は9勝と2ケタに届かず。
ベテラン・高橋建の復活や2年目の前田健太の台頭などうれしい誤算はあったが、質量ともに不足気味であることは隠せなかった。
来季は、今季3勝の篠田純平や長谷川昌幸の奮起が望まれる。
続いて攻撃陣だが、長打力不足が深刻。
チーム打率はリーグトップの2割7分1厘で、3割打者も栗原健太、東出輝裕、アレックスと3名を出した。
チームヒット数も1330本と同じくリーグ最多だが、一方でチーム本塁打はリーグ4位の100本。
チーム最多本塁打は栗原の23本で、ほかに2ケタ本塁打はアレックス、シーボルの助っ人勢が15本ずつを打っただけだった。
チームは終盤まで5割前後をキープして中日との熾烈なAクラス争いを展開し、9月20日の時点で4位中日に2ゲーム差を付け、CS進出は確実かと思われた。
しかし、21日以降は広島の5勝8敗に比べ、中日は9勝4敗。
最後に逆転され、経験の差を見せ付けられてしまった。
各選手が勝負を焦らずじっくりチャンスを広げることを意識できるようになれば、シーズン終盤のAクラス争いで見せた勝負弱さも克服できるはず。
伸び盛りの若手選手が多いだけに期待したいところですね。
2008年12月30日
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じゃあ詰めが甘い、駄目押しが無かったわけですか
特にチャンスに打てなかった選手に、梵やシーボルあたりが印象に残っています。
来季は広い新球場という事もあって、攻め方も変わってくると思いますが、点を取らないことには勝てませんよね。